ユニバーサルタイム4月1日10時(日本時間7時)位からから頻繁に太陽の表面でフレアが起こる。そして、4月2日の22時30分(日本時間3日6時30分)に過去29年で最大のフレアが観測される。(NASA発表)
この日、日本では3か所でM5クラスの地震が発生する。4月5日付朝日新聞の記事には、
「これぞ太陽12年ぶりの大爆発−通信にも影響…
活動が活発な「極大期」に入っている太陽の表面で3日午前6時半ごろ、大きな爆発(フレア)が観測された。通信総合研究所平磯太陽観測センターによると、この爆発は平常時の約2000倍だった。これほどの規模は89年8月以来、ほぼ12年ぶりだという。
この影響で電離層が乱れた。国土交通省無線課によると、運行やダイヤには影響はなかったものの、3日午後3時半ごろから約2時間にわたって、成田空港と飛行中の国際線の航空機との通信状況が、断続的に悪くなった。
同センターによると、今後、地球の磁場が大きく乱れる「磁気あらし」が起こる可能性もある。秋岡真樹センター長は「航空、船の無線や、短波放送、人工衛星の運用などに影響が出る恐れもある」と注意を呼びかけている。」と掲載。
2001/04/03 太陽のX線写真
2001年4月2〜4日の太陽からのX線のグラフ
2001年4月2〜4日の太陽からの陽子のグラフ